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●品種の特徴
八重クチナシは別名オオヤエクチナシとも言い、クチナシの中では最も香りが強いです。大輪の八重咲きくちなし。庭木としてよく用いられます。
濃厚な香りを放つ香りの女王です。八重咲きは果実がつきません。花の大きさは5〜8cmくらいで、開花が進むとうっすらと黄色くなります。常緑低木で、枝はよく分枝し株立状となります。葉は長さ5〜11cmの長楕円形で光沢のある深緑色です。
埃や大気汚染にも強く、公園や街路樹にもよく利用されています。切花にも用いられます。
クチナシは梔子と書き、別名:ガーデニアともよばれます。ジンチョウゲ、キンモクセイと並んで三大香木(三大芳香花・三大芳香樹)と言われます。
常緑性ではありますが、冬から春は寒さで葉が傷みやすく、早春は落葉が多くなります。早春はもっとも見苦しい感じになりますが、植えて根が張れば耐寒性も強くなります。また、古くなった葉は黄色くなりつつ自然と落葉します。
※資料によっては最終樹高がもっと大きい場合もありますが、それは自然環境で放任して栽培した場合の大きさです。どの種も土質にもよりますが住宅地での放任栽培では1.5〜2mくらいです。