ana 4 購入者は身長147cm、体重57kg、ボディービルダーほどではないけど、どちらかというとムキムキです。出産前は、グリーンシーズンに登山をしていました。30kg~40kgのザックを背負い山頂まで8時間~10時間、標高2700m前後、山小屋を頼りに、ときにはテントを張り1週間ぐらい縦走する、みたいな感じの登山をしていました。子供が3歳になったので今年の夏に登山デビューをさせたいと思い、マックパックのチャイルドキャリアを購入しました。購入時は真冬ですが、トレーニングも兼ね子供を背負い近所を散歩しています。購入時、子供は3歳 身長90cm 体重13kgです。ショルダーパット、ヒップベルト、背面パッドのクッション性がとても良いです。また、様々なストラップだけでなく背面長調節もできるため、使用者が小柄でも大柄でもしっかりとフィットし、子供を背負っても、あまり重さを感じないのではないかと思います。私自身は「子供、本当に乗ってる?」「平らな場所なら永遠に歩けそう」っていう感じでした。でも身長が147cmしかないので、ストラップを1番短くなるように調整しても、ショルダーやウエストにわずかに隙間ができ、もうあと3cmぐらい短くできれば、もっとフィットし、より楽に登山できるだろうなと思います。歩く場所によっては多少左右に振られる感じもします。身長は変えられないので、そこは筋力でカバーするって感じです。チャイルドキャリア自体が3.5kgほどあるため、あまり登山をしたことのない方が背負うと、何も乗せてなくても重く感じるかもしれませんね。コックピットもクッション性が良いです。ショルダーストラップ、チェストストラップがあり、子供を背負ったまま、靴紐を結ぶなど、かがむ動作をしても子供が転落する心配が少ないです。さらに左右にあるコンプレッションストラップは、上下に幅広(約17cm~9cmの三角形)でクッション性があるため、子供の腕をコンプレッションの内側に収容した場合、肩から肋骨あたりまで包み込むようにホールドできます。子供が腕を外側に出した場合、クッションがあるため脇の下が痛くなる心配が少ないです。コックピットの着座面は高さの調整ができます(1段約3.5cm差×4段)。子供の成長に合わせフィットさせれるので、背負われている子供も安全かつ快適に移動できると思います。子供の体重が20kgまでは収容できる造りになっているそうなので、うちの子の場合、購入後1~2年ぐらいは使えそうです。スタンドフレームがしっかりしているので、平らな場所なら私1人でも子供をコックピットに乗せることができるし、子供自身でまたがって乗ることもできます。安全対策が抜群な分、各ストラップを装着しフィッティングさせるのに多少時間がかかります。スタンドフレームのおかげでフィッティング中にキャリアごと子供が転倒するのを防ぎやすいです。現状、30分~60分程度、近所の平坦な場所、多少の坂道しか歩いていませんが、子供自身、背負われているとどこかが痛いということもなく「楽しいね」「また行きたいな~」と言っています。でも、子供が寝てしまうと首を支える仕組みがないので各々で工夫する必要がありそうです。子供を背負うと子供の顔を自分自身で見ることはできないので、鏡を自前で用意し子供の表情を確認しています。コックピットの後ろにあるポケットはファスナーで着脱ができ、ミニリュックとしても使えます。おおよそ縦40cm横28cmで、630mlのペットボトルが8本入りました。子供の物は子供に背負わせてみようとしましたが、我が家の3歳児にとってはサイズが大きく、背負えませんでした。4歳ぐらいになったら背負えるかもしれません。このポケットは自分の胸側に装着することもできます。お茶、おやつ、スマフォ、鏡などを子供を背負ったまま手に取れるので便利です。コックピットの下にもポケットがあります。おおよそ縦25cm~5cm(奥にいくほど縦が短くなる)、横30cm、奥行き25cmぐらいで、横に寝かせた状態の630mlのペットボトルが15本入りました。でもキャリアの収容可能な荷物の重さが何㎏なのか分かりません。登山スキルや体力、子供が耐えられる標高などを考慮せず、収容可能な荷物の量だけで考えると、このキャリア1つで行けるのは日帰り登山か、テントは張らず自炊はせずに山小屋で1泊程度の登山かな、という感じがします。それより長期間の登山をしたい場合は、必要物品を運んでくれる屈強な相方が必要になると思います。