スモークツリー・プルプレウス 種子50粒 Purple smoketree 50 seeds
・学名 Cotinus coggygria f purpureus
・米国から直輸入(輸入時期2022年7月)。完売にともない、2021年産種子を再輸入しました。
・株元から多数枝分かれして、コンパクトな横広がりの丸い樹形となる落葉樹です。スモークツリーの名は、枝先についた花序が細かく枝分かれし、遠くからは煙状に見えることに由来します。我が国には明治時代に渡来しましたが、洋風で優雅な樹姿から、近年とくに人気が高く、庭園や花壇にしばしば植栽されます。本品は葉や花が紫色を帯びる品種です。
・スモークブッシュ<Smoke bush>とも呼ばれます。またケムリノキ<煙の木>あるいはハグマノキ<白熊の木>の和名があります。ハグマはウシ科の哺乳類ヤクの尻尾の毛から作った払子(ほっす)という仏具の別名で、やはり花の様子を表したものです。
・日照とやや乾燥気味の土壌を好みますが、暑さ寒さに強く、育てやすい庭木です。
スモークツリーは、ウルシ科ハグマノキ属の落葉性広葉樹です。
西は南欧から、東は中央アジア、ヒマラヤを経て中国北部まで、広範囲に分布します。
樹高5~8mの低木で、盛んに分枝して灌木状に成長します。
葉は長さ3~8cmの卵形または倒卵形の全縁で、枝にらせん状に互生します。
初夏に黄緑色の目立たない花をつけますが、花後に花柄が糸状に伸びて花序全体が煙のように見えます。
本品は葉や花色が紫色を帯びる品種です。
種子は不透過性の硬い種皮を持つため、播種の前に熱湯で軟化させたり、やすりで傷つけることなどが必要とされます。
また古くなった種子は低温湿潤処理も必要とされます。
<かんたんな低温湿潤貯蔵の方法>
1.吸水後の種子を湿らせたガーゼやキッチンペーパーなどで包み、チャック付ポリ袋へ封入します。
2.冷蔵庫へ入れ、5℃以下で管理します(ただし凍結は不可)。
※貯蔵中に種子が乾燥しないよう注意してください。
以下は、仕入れ元からの提供情報です。
<収穫年>
2021年
<収穫地>
米国
<発芽率>
40%以上
<低温湿潤処理の期間>
古くなった種子は、2~3か月の常温湿潤貯蔵後に5ヵ月間の処理が必要
<その他>
播種の前に、種子を耐熱容器に入れて熱湯を注ぎます。その後12時間吸水させます。
種皮を砂ややすりなどで削り、その後12時間吸水させる方法もあります。
スモークツリー・プルプレウス 種子50粒 Purple smoketree 50 seeds