1863年、アレッサンドロ・マルティーニとルイージ・ロッシによって設立されたマルティーニ&ロッシ社。ワイン、ヴェルモット、リキュールを中心に事業を拡大し、順調に成長を遂げてきた同社。その発展の道筋を作る主力商品となったのがヴェルモットです。
ヴェルモットとは、スティルワインに薬草や香草、果汁などを加えて風味をつけたアロマタイズド・ワインの一種。マルティーニ社の創設の地・トリノのあるピエモンテ丘陵は、元来ワインの産地として名高い所。それに加え、アルプスのふもとや山肌からは多くの薬草が得られたことから、またたく間にヴェルモットの世界最大主要産地となりました。
マルティーニブランドのヴェルモットは世界中で愛されており、販売量・販売金額ともに世界No.1を誇っています。
1993年には、バカルディ・グループと合併。 「バカルディ&マルティーニ社」となり、両社による相乗効果で更なる発展を遂げ、世界最大手酒類企業グループの一社に成長しています。 1960年代から文化面はもとより各種スポーツの分野でも積極的な支援を展開。 とくにモータースポーツでのスポンサードには積極的で、F1チームのスポンサーになっていることでも知られています。
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