冒険心をたっぷりと持つチャールズ&レイ・イームズ夫妻は、好奇心と果てしない熱情を創作に注ぎ、夫婦によるすばらしいデザインチームを作りました。
1940年初頭、プライウッド(合板)の3次元成型の研究を行っていたチャールズ・イームズは、子供用の椅子やテーブルの発表とともに1945年、ゾウやクマ、ウマなどのプライウッド製の動物作品を発表します。当時は加工技術の課題によって製品化が難しく、試作に留まったこれらの動物作品は、のちに2007年、チャールズ・イームズ生誕100周年を記念し限定1000個販売され、現在はスイスの家具メーカー Vitra(ヴィトラ)より、素材をポリプロピレンに変更し製造されています。
チャールズとレイは、子供と同じように大人も彼らが制作したおもちゃから多くを学べると考えており、「日常生活にあふれている小さなものを大切にすることが、アートへの造形を深めるのだ」と語っています。Eames Elephantも屋内外用おもちゃとして、または子供部屋に佇むかわいらしいオブジェとして、子供も大人も共にに楽しい気持ちにさせてくれます。
「定番を超える定番」を生み出すこと、
それが2022年秋冬のテーマです。
未来に向けて帽子づくりを見つめ直します。