p 5 つい最近看取った老犬の最期のご飯でした。1ヶ月前まで食欲旺盛(ソフトタイプの粒ドッグフード)だったのですが突然食べなくなり、病院で見てもらうと腹部に腫瘍があるとのこと。お医者さんいわく、圧迫感はあれどあまり痛くはないのだろうと。どうやらあまり痛くないがゆえ、食欲に任せて食べていたようで、他は元気に見えていて腫瘍が大きくなるまで気づきませんでした。老犬ゆえ手術不可、余命幾ばくかということ。柔らかくしたご飯やササミを手から食べさせて、点滴したりで数週間。いよいよ弱って藁をも掴む思いでこちらを初めて食べさせました。やはり匂いが食欲をそそるのか自分から舐めてくれたので、何度かに分けて食べさせたした。袋の半量くらい空け1週間ほど、ついに水も拒否するようになり、眠るように静かに逝きました。弱っている老犬の食欲を呼び覚ますほどの良い品物だと思います。残ったものはお世話になった獣医さんに差し上げました。お役に立てることを願っています。