東京メトロ7000系車両は、1974年の有楽町線池袋〜銀座一丁目間の開業に合わせて導入された車両で、開業当時は同線の路線カラー「ゴールド」をイメージした黄帯を纏った5両編成が活躍していました。
後に新富町や営団成増、和光市へ延伸するとともに増備車を組み込んだ10両編成となり、順次、東武東上線や西武有楽町線、池袋線と相互直通運転を開始しました。
2007年副都心線の開業に先立ち、識別帯の変更、ATO機器の搭載や10両→8両と両数変更が行われました。
2013年からは東急東横線・みなとみらい線との相互直通運転も始まり、神奈川、東京、埼玉と1都2県を今日まで走り続けてきました。
7000系車両は東京メトロで活躍する車両の中では最も古い車両となり、2021年より導入が開始された新型車両17000系車両へ順次バトンを託し、今後全編成が引退予定です。